昨日の山手線祭りに巻き込まれて、明け方近くの帰宅でした。
問題点はいろいろありますが、手際の悪さが目立ちました。
1)電車が止まった…鉄道である以上、しょうがない。
2)連絡する他社路線の終電がなくなった…これは、ある意味しょうがないでしょう。ただし、なくなってごめんなさい、ではなく、誠意ある対応が求められます。
3)連絡する自社路線の終電がなくなった…言語道断です。自社の電車が止まったせいで巻き込まれた人を救済するためにも、夜通し臨時列車を走らせるのがオトシマエでしょう。まあ、一部は走らせたり、無理やり発車を待たせたりしたようですが。
4)的確な情報をリアルタイムに発信しない…これが今回のトラブルを大きくした最大の問題点。ようやく動き出した電車に乗っていたら「無線が通じないため、連絡する電車の状況は各駅で確認してください」。なめてんのか、って感じです。品川に行って駅員に聞いたら終電がなくなったと言われてぶち切れ。だったら降りないで、そのまま乗って田端まで行くっていうのに。駅員には「田端まで行って駅員に相談してください」と言われたものの、寒空で待っていたら電車が来ないし、駅員の言葉も信じられないので、朝まで飲む覚悟で逆回りで池袋へ。そうしたら、埼京線が連絡できるというアナウンスが、ようやく新宿で電車を降りようとしたあたりであり、止まったまま動かない電車を乗り継いで帰宅しました。最初から正確にアナウンスしてくれたら、こんなに右往左往しないですんだのに…。
途中、乗客が駅員に切れる場面多数。こりゃ、自業自得ですよ。繰り返しますが、電車が止まるのはしょうがない。終電が対応しきれなくなるのもしょうがない。でも、可能な限り柔軟に対応しないのと、ユーザーが判断できる情報を提供しないのは、客商売としては絶望的です。根本的な危機管理対策をやり直して欲しい感じ。